15日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)における原油先物相場は、5営業日ぶりの大幅反落となり、原油8月限が前日比6.44ドル安の1バレル138.74ドルで引けた。原油価格の記録的な高騰が続いたことで、インフレーション懸念が高まり、急落した。
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は議会証言で、「多大な困難が米経済を苦しめている」と述べ、原油高と食料高がインフレーションリスクを加速させていると懸念を示した。また同日、米労働省が発表した6月の卸売物価指数(PPI)総合指数は、市場予想を上回る前月比1.8%上昇となった。前年比では9.2%上昇し、1981年6月以来の高水準となった。
リターブッシュ・アンド・アソリエーツのジェームズ・リターブッシュ社長は「リセッション入り懸念などがトレーダーに生じ、ポジション売りが広がった」と述べた。
同日の高値は146.73ドル、安値は135.92ドルであった。